「西の魔女が死んだ」を読みました
三男(小5)の冬休みの宿題が家族読書でした。
選んだ本を家族も一緒によんで、感想を伝えあうというもの。
私が読んで欲しい本を選ぼうかと思ったんだけど、三男が去年読んで一番よかったと思う本を選んでもらい、それを読むことにしました。
学校で朝読があって図書室やクラス文庫から色々読んでるようだけど、どんな本を読んでいるか教えてくれないので、リサーチもかねてね。
三男が選んだのは「西の魔女が死んだ」
西の魔女が死んだ [ 梨木香歩 ]
中古本を買いに行くとハリポッターや獣の奏者エリン、指輪物語など、冒険系のファンタジーを選ぶことが多いので、この本を選んできたのはすごく意外でした。
映画にもなったし、賞もとっていたので本のタイトルとあらすじは知っていましたが、私は読むのが初めて。素敵な物語でとてもよかったです。(^^)
なんかね、小学校5年生の今のときにこの本を読んでくれてよかったなーと思いました。
生きるということ、生活をするということ、そして自分以外の人とかかわるということ。
当たり前のような日常は実は危ういバランスの上に成り立っていて、ちょっとしたことで崩れてしまい、それまでとは同じ毎日には戻れないことってあるんですよね。
でも、自分自身を、相手を、お互いを、大切に思う気持ちがあれば、たとえ一度とぎれたように思えた関係もまた繋がることもできる。
これから思春期にはいると人間関係が複雑になりますからね。
そういうときに思いだしてくれたらいいなぁと思う本でした。
映画だとどういうかんじなのか気になるのでDVD借りてきて一緒にみようと思ってます。
大人も楽しめる本でおススメです。
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